歯列矯正で使う装置を紹介しています
装置の種類
Type大阪府枚方市の歯列矯正専門医院 |辻村矯正歯科
Tel. 072-804-0418
歯列矯正で使う装置を紹介しています
装置の種類
Type目次
当院で使用している矯正装置は4つに分類されます。下記では、それぞれの特徴などを説明していきますので矯正装置を選択される際の参考にご覧下さい。ご希望に沿った装置で矯正治療を始めていただけるよう、お手伝いいたします。
歯の表側に矯正装置を付ける治療方法では、2種類のマルチブラケット装置をご用意しております。
歯の表側に付ける装置は、周囲から見えてしまうというのが欠点ですが、表側に装置を貼り付けることで歯を動かす際に微調整がしやすいという利点があります。そのため、表側の装置は歯の移動や細かい調整に適しています。
歯の裏側の矯正装置は、周りの方に気付かれにくいため、見えない矯正治療を希望されている方にぴったりの装置です。
リンガルブラケット矯正装置は、あらかじめ歯の動きを予想して一旦模型上で治療後の歯並びを再現します。そして、それに合わせた装置をオーダーメイドで作製するため再現性の高い治療が可能です。
前歯が内側に向かって入っていきやすい特性があるため、表側からの治療であれば抜歯が必要になりそうなケースも非抜歯でキレイに仕上げることができますが、歯の裏側に装置が付くので、歯磨きが難しくなったり舌に当たることで違和感がでてしまいます。
時間が経つと慣れてきますが、最初は発音しにくいこともあります。
透明のマウスピースで歯を動かすことができるので周囲の方に気付かれることなく治療することができますので、審美性の高い治療をしたい!という方にぴったりの治療方法です。
しかし、発展途上のシステムで、マルチブラケット装置(歯の表側の装置)よりも強い力がはたらくため、歯の動きを熟知した矯正医が計画し治療を行うことが重要です。
個々の歯を移動させる動きに無駄がなく治療スピードが早く、審美性に優れているため周囲に気付かれにくい装置です。唇や頬の間にマウスピースを介することで自浄作用(自然にお口の中を洗浄する作用)が低下するのに加えて、マウスピースを装着したまま糖分の高い飲み物を飲むと、マウスピースの中に水分が引き込まれることで虫歯になるリスクが高くなります。
また、歯を移動させるための突起を歯の表面につける必要があることや、微調整が効きにくいといった欠点があります。
拡大床(かくだいしょう)と呼ばれる矯正装置で、お子様の治療の際に使用します。使用開始の目安としては、上の前歯2本・下の前歯4本が生えてきた頃で乳歯が全て抜ける時期には治療を終了します。プレートタイプの装置で、装置のネジをまわしていただくことで顎が広がっていく仕組みです。
※上記の時期を超えても顎を広げる必要がある場合、拡大することはできますが固定式の装置になってしまいます。
拡大床は、顎の横幅を広げることにより前歯がキレイに並ぶスペースを獲得することができます。顎が狭いとそれだけで不利なので、あらかじめ広げておく方が多くの利点があります。奥行きの狭い骨格の場合、スペースの確保が出来ないので、全てを並べることができません。
また、下あごの横幅が狭い場合には下あごの骨が固いため大きく広げることができません。従って拡大治療では、ただ広げればいいというものではなく、下あごの幅に合わせて上あごの幅を決定する必要があります。
治療メニュー一覧